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グラミー賞

グラミー賞

今日はおめでたい話題を1つ。
今年のグラミー賞でクラシック界ではピアニストの内田光子さん ジャズピアニストの上原ひろみさん、ピアノ以外では琴演奏家、松山夕貴子さんらが参加したアルバム2枚が、ロック界では有名なB’zのギタリスト、松本孝弘さんが受賞されて日本人の多くが受賞されました。

グラミー賞というのは1958年に創設された米音楽界振興を目的とされる賞で、今年は日本人の活躍が多かったと新聞、ニュース各メディアで取り上げられています。

この音楽界の盛り上がりに肖り、今年は細幅鍵盤ピアノも少しでも注目されないかな、光が当たらないかなと期待しています。何かこう、内田光子さんや上原ひろみさんが学長とか教授、Carol Leone先生のような大学や学校で「日本でも初!細幅鍵盤ピアノを導入」というニュースだったり、デモンストレーションのイベントや演奏会の開催、「15/16や7/8など推奨して教えるピアノの先生」が誕生すれば普及率や知名度もぐっと上昇すると思います。

細幅(Mサイズ)鍵盤のピアノは再販で販売台数を伸ばし、7/8サイズなども日本独自に技術開発された、などのピアノ界の新しいニュース、ピアノ振興に結びつく話題も今年は1つ欲しいですね。

受賞された皆様、おめでとうございました。

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tag : ピアノ鍵盤ショパン小さいオクターブグラミー賞音楽界振興

鍵盤幅(octave size)はカタログ表記を徹底するべきセールスポイント

鍵盤幅(octave size)はカタログ表記を徹底するべきセールスポイント

KORG microSTATIONより少し後に販売された商品を発見しました。商品名はmicroPIANOこちらもナチュラル・タッチ・ミニ・キーボードが採用されていてオクターブのサイズもmicroSTATIONと同じだと思います。ダンパーペダルも取り付け可能でプラス、MIDI端子がないのが少しマイナスというくらいです。

鍵盤幅で前から思っていたのはアピールできる、言わばメーカーの武器となるセールスポイントです。これは自分だけそう感じているわけではなくて、microSTATIONの記事を書いたこともありミニ鍵盤商品を調べていた時見つけたレビューで、Amazonさんにありました。

KORG microPIANO
http://www.amazon.co.jp/product-reviews/B0043TYE6K/ref=dp_top_cm_cr_acr_txt?ie=UTF8&showViewpoints=1

レビューのリンクを紹介させてもらい、一番最初のレビューでSteinbuhler社も触れられていて知名度も上がってきている(!)と嬉しく拝見していたのですが、メーカーさんも、Steinbuhler社を知らないなんてことはないと思うんですよね。意識したかは別にして、もっとこういう鍵盤を、できれば縦幅も狭くしないような鍵盤を!
と感じている人は多いでしょう。

こういった商品は割り切って買う方も多いでしょうしピアノとして購入するわけではありません。細幅鍵盤ピアノが日本に、あまりにも既製品として目立った商品がないから代用品みたいな感覚(それでも細かい点など目を瞑って)です。

microSTATIONだとパソコンで作曲したりするDTM(デスク トップ ミュージック)などの打ち込みで使う人、リズムパートやストリングスなどにも使えて幅が広いですし、マンションなど音の問題でヘッドホン端子が付いている事がプラス、持ち運びにメリットを感じる人、純粋に演奏を楽しむ人...etc
ベートーベンの初期頃は範囲が違うかもしれませんが音域的には5オクターブくらいで、弾ける曲もあると思います。

もったいないのが、オクターブ幅のカタログ非表記で、鍵盤の素晴らしい特徴をもっと前面に出す方が良いと思います。テレビでは何インチの部分、車で言えば排気量を伏せているような違和感、お客の気持ちとしては「ナチュラル・タッチ・ミニ・キーボードでサイズが小さいのは分かった、興味はある、でオクターブのサイズは?」というのが内心だと思います。なぜなら、全員とはいいませんが「鍵盤幅」「オクターブ」に注目し購入理由の1つとして重点を置いている人も多いからです。それは、必ず次の商品の開発にも繫がります。

長所か短所かは人それぞれ感じ方がもちろんあります。購入する時の注意点にはなると思います。モダンサイズのオクターブ188mm鍵盤(C~H16.5cm)にも61鍵タイプはあるので、選択肢を広げてみてもらって、改めて短所とする必要はないです。

手の大きい人「私は弾き難い!」
手の小さい人「私は弾きやすい!」


という、いったい何と戦っているんだ・・・という無意味な水掛け論になってしまいます。ラフマニノフとホフマンがお互いのピアノを貶しあっているなんてことはないです。選択肢が広がったというポジティブシンキング、手の小さい人の可能性が広がったという既成事実にもっと注目してほしいです。

オクターブのサイズをカタログに必ず記載する、そうした方がユーザーは自信を持って奨められたり、お客も安心して購入できて売り上げも上がると思うんですよね。重さや幅×奥行き×高さ(W×D×H)などの次の項目辺りに是非、「オクターブ」とか「octave C~H約14cm」などのサイズ表記を!
15/16サイズ辺りのmediumPIANO mediumSTATIONなども是非開発してほしいです。

私事であれですけど、手持ちの机が横幅約120センチはあるのでMサイズ鍵盤だと88鍵でも余裕で収まります。
もちろん専用スタンドとかも考えられ、更に専用ケースなどの波及商品、省スペースになり軽量化、ノートPCと合わたりするとすごくスタイリッシュです。

カタログという些細な部分かもしれませんが、そういった所からブームや拡大、日本でもSteinbuhler社のような生ピアノ方面で普及させていこう、という声が挙がったり波及していく力、きっかけ、流れ、波を作ることができると思います。


カタログの仕様欄の例
20110213.jpg

メーカーによって違いがあっても、多くの人が望んでいるカタログやホームページで知りたい仕様はこんな感じではないだろうか?「オクターブ」という項目を作り黄色で塗ってみました。その他の名称とか数値も例です。どこからどこまでを測ったか視覚的に分かる鍵盤のイラストとかが横に添えてあるとベストです。


P.S.
Amazonの便利なところは、「この商品を買った人はこんな商品も買っています」で色々候補が出て分かることです。
買い忘れがなくなるとかもあるので自分も利用させてもらっています。
KORG microPIANOで最初に挙がっているのが、

KORG ダンパーペダル DS-1H KORG
KORG PS-3 KORG

などで、ペダルを一緒に買う人が多いということも注目です。
対応商品には共通で取り付け可能だと思います。

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tag : ピアノ鍵盤小さいオクターブmicroPIANOカタログ改善

初めて7/8 Keyboardを導入された大学

初めて7/8 Keyboardを導入された大学

7/8 Keyboardについて、この大学http://www.smu.edu/
の学生さんが作ったホームページなのかな、という感じで、

http://faculty.smu.edu/cleone/smallkeyboard.htm

というホームページを発見できました。

7/8サイズの鍵盤については以前に紹介したもの以外であまり詳しく調べてはいなかったのですが、2000年SMU(Southern Methodist University)という大学で初めて導入されたようです。
今見るとwww.steinbuhler.comの方でも書いてありました。

こういう大学の生徒さんからの生の声というのは貴重で大切だと思います。

・負傷なしのプレーの可能性
・10度という大きい和音を演奏
・教育学の利点を発見
・通常「大きい手」のため保留していた(後回し?)レパートリーを演奏してください

訳が不完全なのはご勘弁ください。上記のように項目として取り上げられています。4番目の項目などは、ショパンに関して言えば小さい手で細幅鍵盤ピアノによって作曲された作品が、モダンサイズによって手が小さい人は弾き難くなっているといった方が正確な表現です。結果として避けて後回しになったり、ショパンが通常「大きい手」であったかのように想定しなければ矛盾が生じる楽譜の箇所も多々あります。

手には大きさによる広げられる(伸ばせる)絶対値があり、それは大きい鍵盤を弾き続ける事で大きくなるというものではなく(腱の伸びは数ミリの範囲)、手の柔軟さ素早さはあったと思われますが、ショパンだけ人間離れした超人でピアノを弾く時だけ絶対値が変化していたという手の持ち主ではなかったという事です。

ちょっと前に、ピアノを弾かない楽器全般あまり経験のない友人に身長で180cmくらいの人がいまして、手を合わせると確かに自分より大きいのですが、今のモダンサイズを弾いてもらってみると、なんと白鍵上で手前からやっと9度です。(黒鍵上の9度C♯~D♯みたいなのは届いていました)

頑張ったら、引っ掛けで10度かなと言う感じだったので、こういうことはできない?と180°開脚の要領で(ペタっと)広げると、できなかったのは驚きでした。無理やりすると痛い痛い・・・と言われ要するにお相撲さんがされている股わりのようなものです。普通はそんな無理な伸びはしない方が良いのは言うまでもなく、腱を伸ばしたりしないで届くところまで届かせる状態が手にとって負担の少ない余計なところに力が入らない自然な演奏、作曲家が意図した指使い(12345などで表記があったりします)、ポジションに繫がるものだと思います。

以前の記事、David Steinbuhlerさんがpianoworld.comのトピックでされたコメントにあった、手が25cmくらい開く人でも15/16サイズオクターブで174mm鍵盤(C~H15.2cm)のピアノを好んだという言葉が思い出されます。

当ブログは管理人がショパン好きでショパンに特化していますが、手の大きさで避けている曲、レパートリーの拡大、リストなど含めると日本人の手が大きめの人でもMサイズ鍵盤などのピアノに魅力を感じる人が多いのでは!?無限の需要と拡大を秘めているように思います。

話をSMU(Southern Methodist University)に戻し、

実は、日本にもそういった15/16 、7/8などのピアノを使った教育をしている大学や学校があれば入学したい!と思っている人は多いのではないでしょうか。これはアメリカの話で日本は特別例外ではなく、いずれ受け入れられ取り入れられていく可能性の方が高い気がします。

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中田喜直先生の書籍『音楽と人生』随筆集 レビュー その2

中田喜直先生の書籍『音楽と人生』随筆集 レビュー その2

前回がレビュー1だとすると書ききれなかった部分を今回はその2ということで、進めていきます。『音楽と人生』随筆集、この本はピアノ以外の事も多く書かれていて主張が強いと客観的にみて思う内容もありますが、もし音楽家、作曲家として当たり障りないことを淡々と書く書籍だと中田イズムがない、つまらないものになっていたでしょう。例えば、子供は8歳以下ピアノは...とかも厳しい意見だと思いますが子供達に対して中田先生の優しさなんだと思います。

「手の大きさは(アルペジオなど)弾き方しだいで何とかなる」「腱が伸びるから誰でも今のサイズで大丈夫」とか肝心な事を濁すピアノ教育より人間らしくて、個人的には手が小さいとか中田先生贔屓というのを横に置いて、共感できるところが多いです。

細幅鍵盤ピアノが普及すれば増額はなくなると書かれているように、最終的な到達地点はそこで、普通は鍵盤が元の鍵盤(C~H16.5cm)と細幅鍵盤(Mサイズの鍵盤)の取り替え用が別途付属していて初めて増額です。最初はライン立ち上げなどで増額は分かります、しかし普及してくると材料からみても細幅鍵盤ピアノの方が安くなっても良いくらいです。(学生の購入には学割とかあればいいですね)

今の普及タイプと同じ価格で提供できるようにする為には、現状のように188mm鍵盤(C~H16.5cm)購入サイクルが続くと不可能になり、お客が16.5cm規格を購入するから(それしか選択肢がないから)資金的にその一部の金額が次の開発に当てられて16.5cmがまた製造されるというのは避けたいループです。

紹介しきれなかった部分で、

・世界の一流ピアニストはどう考えているか? 
 レオニーD・クロイツアーの話
・「ピアノ演奏のテクニック」ヨーゼフ・ガード著、大宮真琴訳の紹介
・ピアニスト パウル・バドゥラ=スコダさんの記事 
・国立音楽大学教授でピアノ技術者でもある 郡司すみさんのリポート
・藤原真喜美さんのPTNAの機関紙

なども重要で、書籍として売られている物もありますが、絶版や入手困難な物も多く、中田先生も書かれていますが記事やリポートなどは定価をつけて小冊子にして欲しいものばかりです。

中でも日本で一番不足していると思う、細幅鍵盤ピアノ購入の感想でP.149にある藤原真喜美さんのPTNAの機関紙より「細幅鍵盤を入手して」が大変参考になります。実際に細幅鍵盤ピアノを購入した人の感想とかは日本では特に貴重で、こういった体験談や感想文、手の大きさである程度好まれる鍵盤幅サイズが分かるグラフのデータとかも実際の細幅鍵盤ピアノ販売ホームページで読めるアメリカのSteinbuhler社ような状態が望ましいですね。

他にも、故豊増昇氏が、

「もう十年早くすればよかった」
『音楽と人生』随筆集 P.133より

と述べられています。前記の藤原さんも納得できるという感想にも書かれています。豊増昇氏が述べられたことは今の若い世代のピアノ離れなどの問題を緩和できる言葉ではないだろうか?と思いました。自分にとっても今の子供達やピアノを志す学生、10年後ではなくまさに「今」の話です。

自分は社会人としてはまだまだ若輩者ですが、もっと若い、今、小中高大の学生の人や、何なら今日生まれた人が「細幅鍵盤ピアノ?Mサイズのピアノ??知らないよ」という頭の上にハテナ状態にならないようにしなければと思います。

中田喜直先生も反響の少なさに驚いて実際弾いた人には素晴らしさが分かってもらえたと書かれているように、継続的に常時店頭に設置されていないと良さは伝わらないです。局地的な盛り上がりを見せても、その前の段階の中田先生がそういう素晴らしいピアノを作られたということ自体知らない自分がいたわけですから、全国的に見ても知ることができないゆえにファンレターの1つも送ることができない、反響が少ないと感じてしまう環境であったと思われます。

Carol Leone先生のように1つでもネットで「Mサイズ鍵盤のピアノによるショパン演奏」とか、これは例ですがこういう日本語タイトルの動画とかでも、その時代にアップロードされてたりしていれば反響はものすごい大きかったはずです。

現在だと、ネット普及により今まででは考えられないことができます。全国的に知名度を上げるのはKORGのmicroSTATIONみたいに昔より容易になってきているので、お試しみたいな感じで1曲とか曲の途中まででも演奏をアップロードされたり存在を残して行く事の方が大切です。

広告の方法も変わってきている現代、細幅鍵盤ピアノを弾いている動画を見つけられたのがたまたまDr.Carol Leoneの7/8という細幅鍵盤ピアノで弾く、リスト編曲のシューマン『献呈』で、それはYou Tubeだっただけで動画サイトもYou Tube以外にも多く存在しますし、販売されるとユーザーは「(商品名)で弾いてみた」系の動画で黙っていても相乗効果があり「私も俺も、あのMサイズ鍵盤のピアノを弾いてみたい!」という気持ちになると思いますし、同時に広告にもなっているという実情もあると思います。

また、可能性としてDVDやブルーレイなどの普及で「細幅鍵盤ピアノによるピアノ演奏 中田喜直ベスト」など販売されれば喜んで購入します。(映像が残っていれば是非企画を!)
PV的なものを残せると過去に販売されたピアノではなく、これからも多くの需要があるピアノ、日本のMサイズのピアノは健在なんだ!というアピールにもなります。恒久的にいつ行っても試弾できる、販売されているという環境が続くことを願います。

話が壮大になってしまいましたが、是非お手元に1冊、図書館にも所蔵があると思うのでピアノを弾いていて手が小さい事で悩んでいる人、そんな友人知人をみかけたらこの本を紹介して細幅鍵盤ピアノ、Mサイズのピアノ(この呼び方の方が気に入っている)を広めていきましょう!
最後に、この本を執筆された中田喜直先生ありがとうございます。(ブログは続きます)

20100123.jpg
AmazonさんはNo Imageだったので
超縮小した背表紙だけ(引用の範囲だと思います)

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中田喜直先生の書籍『音楽と人生』随筆集

中田喜直先生の書籍『音楽と人生』随筆集 

書籍の方面で新情報が入ってきましたので紹介します。ショパンのピアノや鍵盤の大きさについて研究されている方も文献になるのではないでしょうか。それは、中田喜直先生の書籍で年始辺りから読み始めてはいたのですが、読み終えるまで時間が掛かり今日になりました。

タイトルは『音楽と人生』随筆集です。ピアノ以外にも書かれているので、ボリュームのある内容の濃い本になっています。

最初に説明はありますが「Vアイオリン」など実験的に読み方を発音に近いようにと、変えたりしている事もあり、旧仮名遣いの「思ふ」みたいな逆に読み難い(先生すみません)ような気もするのですが、
細幅鍵盤ピアノのデータを集めて研究している自分としては充実した内容でした。
中でも第4章の「日本人とピアノ」という項目はショパンの鍵盤幅のヒント、私は確信をついている箇所だと思います。

・子供のピアノ教育について
・ちいさい子どもはピアノをやめよう
・Mサイズのピアノ
・ピアノ演奏のテクニック
・手の小さい人は入試で落とせ
・細幅(Mサイズ)鍵盤ピアノを使う

中田喜直著 『音楽と人生』随筆集 第4章より

これは第4章のテーマです。感想としてこんな1つの言葉でまとめてはいけないのですが、そのどれもが素晴らしくて手の大きさに関係なく重要です。特にピアノを教える側の人にも読んでほしいです。

ハノンやバイエルより先に読む
ピアノを購入するより前に読んでほしいピアノの本


といっても大げさではありません。データという意味では確信をつく正確なサイズとして「ショパンのピアノは何センチ何ミリです」とは書かれていないのですが、

P.130中ほどに一部引用させて頂き、

「ショパンの使っていたピアノも大体このくらいだったらしい」

という一文があることからも、その少し前のページにある「昭和30年に、私の鍵盤の幅を少し狭く作らせた(1オクターヴで約1センチ)」というピアノが大橋幡岩さん設計のDIAPASONアップライトピアノだと中田先生のピアノが1オクターブで約174mm鍵盤(C~H15.2cm)なのでC~Hだと15cm台もしくは15cm付近という解釈でショパンのピアノは、ほぼ間違いないと思います。

このような研究や発表が昭和30年の「教育音楽」誌で書かれて呼びかけられているということが驚きでした。それを20代になるまで知らなかった、というのも正しいピアノの情報が少な過ぎる日本の現状といいますか、情報が偏った方向に統一(学校の教科書など)されている証拠にもなりますしピアノ教育というのはやり方だと思います。

学校の授業で習ったような歴史や常識とされていた教育も変わってきたりしていますし(歴史だと1192年、いい国つくろう鎌倉幕府など)鎌倉幕府は1185年から(語呂合わせだと、いい箱作ろう?)とかも教科書の内容が研究によって正確になっていく必要性、異なる解釈もあるにしても、同じものでも比べ、校訂する事は重要です。何故なら、ショパンやサイズにバラつきがあっても他にも多くの作曲家の楽曲はその上に成り立っているわけですから。リアルタイムで講演に行けなかったこと実際に出会えなかったのがとても残念です。

また、130ページではヤマハもカワイも少しの増額で対応してくれるという内容でこの書籍には書かれていますが本の発行日1994年頃の話のようで、実際「今」店頭に行って訊いても電話でも現状ではヤマハもカワイも対応していないです。

少し前ですがお店の人に訊いた話の経験上や、私以外にも細幅鍵盤ピアノについて購入を尋ねた方の話では、やはり店員は「今は生産していない」「規格なので」「男性だとこちらの方が・・・」などC~Hで16.5cmの方を「標準」として推してきます。ショパンの鍵盤幅やタッチウエイトの話を小一時間説明してもいいのですが(さすがにそこまでは・・)非常に残念です。

140ページの話だと、1880年頃に今の188mm鍵盤(C~H16.5cm)というサイズが定着したようです。今の幅が固定(もちろん日本ではなく海外で)され、そのサイズになった理由などは文献みたいなものがないから、わからないそうで悲しい限りです。

理由は必要でしょうか?

今のサイズでも、弾きやすいという人もいるでしょう。しかし弾き難いという人の声もあることは事実で、3種類くらいなら常時既製品として作れるというのもまた事実です。1990年頃のサイズをもう一度見直してほしいですね。何より中田先生や、そのMサイズのピアノ開発に携わられた多くの方の努力をなかったことに・・・なかったことに・・・みたいな雰囲気にさせたくない!という強い思いがあります。

『音楽と人生』随筆集、是非、読まれてみてはいががでしょうか。自分も1回通して読み終えたという感じなので、もう少し詳しく読み返してみようと思います。まだまだ、ここに書ききれない事が多くありオススメの1冊です。

随筆集 音楽と人生随筆集 音楽と人生
(1994/03)
中田 喜直

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